子供の歯科矯正|広島市中区本通りにあるつか矯正歯科です。矯正治療についてならお任せください。

つか矯正歯科

  • 0822484188

    診療時間 10:00~18:30 (日曜は~16:30)
    休診日   水曜・日曜(月2回)・祝日

  • 診療カレンダー

子供の歯科矯正

お子さんの歯並びに不安はありませんか?

患者さんの多くは「前歯が目立つ」「がたがたに生えている」など、見た目でわかりやすい部分の不正で来院される事がほとんどですが、診察させてもらうと、患者さんが気づいておられなかった部分にもっと大きな歯並びの問題点が潜んでいる事が少なくありません。

子供の時期から矯正を始めると下記の様にたくさんのメリットがありますので、お子さんの歯並びに不安があれば一度お気軽にご相談下さい。

 

また、中学2~3年以降・高校生の患者さんでは、小児矯正ではなく最初から成人と同じマルチブラケット装置を使用し矯正治療を行いますが、成人と比べ骨が柔らかく、歯が動きやすい年齢ですので、成人矯正と比較し治療期間が短くてすんだり、良好な結果を得やすい等のメリットがあります。
(※高校卒業後に遠方の大学進学等をお考えの方は、矯正治療は治療終了まで2~3年かかりますので早めの治療開始をお勧めします。)

小児矯正の意義

小学生くらいの年齢になると、乳歯から永久歯への生え変わりが次々とおこり歯並びが変化していきます。この時期には、歯が自然萌出しない埋伏歯という状態になったり、永久歯の生えた位置が悪いために横咬みや受け口になったり、様々な歯並びの不正が起こる事があります。

場合によっては埋伏歯が他の歯に悪影響を及ぼしたり、不正咬合による受け口や顔の歪み等は放置するとが悪化する事がありますので、小児期から矯正を始めていれば定期的な受診により問題点を早期に発見し、悪化しない様対処する事ができます。

また、子供が大人と大きく違うのは顎が成長中であるという点です。大人と違い、成長期には上下顎の大きさのバランスを整える装置や、上顎を拡大する装置等を使用する事ができます。上下のあごの大きさや形は、大人になった時の顔の輪郭や横顔に関係しますので、少しでもバランスが良くなる様に努めます。

この様に、小児の頃から矯正を始めると、歯の生え変わりや顎の成長を管理しながら治療を進めることができ、不正咬合を最小限に留めておけるので、将来歯を抜かずに治療できる可能性が上がったり、最終的な矯正治療で良好な結果を得やすくなります。また、子供は大人に比べ、歯が動きやすいのも小児矯正の良い点です。

小児矯正で行うこと

永久歯が無理なく生えるスペースを作ります

歯が大きく、永久歯の並ぶスペースが足りない場合は歯ががたがたに生えてしまいます。また、虫歯などで乳歯を早くに抜いたケースでは、後ろの歯が前に寄ってきてしまい、永久歯が生える時にスペース不足になっている事も多くあります。

小児矯正では、歯列弓の拡大を行ったり、6歳臼歯を後方に移動する装置を使用し、できる限り永久歯の生えるスペースを確保します。

埋伏している永久歯の萌出を誘導します

小児期は永久歯が骨の中で作られる時期にあたり、その位置や方向が悪いと、乳歯が抜けても永久歯が自然に生えてこない埋伏歯という状態になる事があります。そのままでは歯は出てきませんので、適切な時期に矯正装置により歯を牽引し、歯列内へ誘導します。

上下の顎がバランス良く成長する様促します

長期にわたる指しゃぶり、爪咬み、舌で歯を押す癖などは、歯並びに悪影響を及ぼすだけでなく、あごの形や成長方向(顔の骨格)に悪影響を与える可能性があります。この様な癖がある場合は、適切な指導や口周りの筋肉・舌の訓練等を行い改善をしていきます。

きちんと歯磨きができる様に指導します

唾液の性質や虫歯菌の量により、それぞれの患者さんで虫歯のなりやすさが違います。カリエスリスク検査を行い、個々の患者さんに合わせた虫歯予防法を指導します。

また、来院時には衛生士が口腔清掃状態をチェックし、必要に応じて一緒に歯磨き練習を行い、小児から徐々に自分で歯磨きができる様に練習していきます。

早期治療が望まれる症例

第1期治療である下記のような早期治療の終了後は、13~15歳くらいからの上下顎第2大臼歯が萌出し、顎の成長の目安のつく時期に上下顎全歯の排列、上下顎の咬み合わせの確立の第2期治療が大抵の場合必要となります。治療の流れの項目を参照してください。

受け口

咬み合わせた時に、下の前歯が上の前歯より前に出てしまっている状態です。

子供の頃の受け口は、真性の受け口(遺伝などにより下顎が上顎より大きい事が原因の受け口)ではなく、たまたま前歯の生えた位置や向きが悪かったために受け口で咬む様になってしまっただけのケースも多くあります。
その場合は長く放置すると、下顎の成長が促進されてしまい真性の受け口となっていくことがありますので、装置の装着が可能な年齢になり次第、治療を開始します。
遺伝的な要素が無い場合には、いったん受け口の改善を行えば普通の咬みあわせに戻る場合も多くあります。

横咬み

咬み合わせた時に、顎を左や右にずらして咬んでいる状態です。

このケースも受け口と同様長く放置すると、下顎の成長が左右非対称に促進されてしまい顔のゆがみが悪化することがありますので、早めに治療を開始し悪化を予防します。

開咬

奥歯を咬み合わせた時に上下の前歯の間が開いている状態です。

このタイプの不正咬合では開いている部分に舌を入れる癖がついてしまい、更に不正が悪化してしまう事が多くあります。成人になるにつれ、長年の舌の癖を治すことが大変になっていきますので、早めに対処することで不正咬合の悪化を予防します。

埋伏歯

歯が自然萌出せず、埋まったままになっている状態です。
特に、永久歯が生えてこない場合には他の歯の根っこに悪影響を及ぼしたり、不正咬合の原因となることがありますので、適切な時期に治療を行う事が重要となります。

乳歯が抜けてもなかなか永久歯が生えてこなかったり、左右の同じ場所の歯でどちらかが生え変わったのに反対側がなかなか生え変わらない場合は埋伏歯の可能性がありますので受診して頂くと良いと思います。

乳歯の早期脱落

永久歯がまだ降りてきていない時期に、虫歯などで乳歯が早く抜けてしまった場合、その空隙をおいておくと、だんだん後ろの歯が前に寄ってきてしまいます。

すると、永久歯が生える時期にスペース不足によりガタガタの歯並びになったり、萌出できずに埋伏歯となることがありますので、矯正装置により乳歯抜歯後の空隙を確保したり、前に寄ってしまった後ろの歯を奥へ戻したりします。


ページトップへ戻る