過蓋咬合(かがいこうごう)
過蓋咬合
-
治療前
-
治療中
-
治療後
かみ合わせが深く、咬んだ時に上の歯が下の歯に覆いかぶさってあまり見えない状態です。
下の歯が上あごの裏側の歯肉を咬んでいる場合は、時々痛みが出ることもあります。
この患者さんは、歯のがたがたと前歯が立っていることを気にされて来院された20歳の患者さんです。
マルチブラケット装置を使用し歯列の拡大を行い、歯を抜かずに治療を行いました。
■治療期間は1年7ヶ月です。
■治療費は総額 約86万円(税抜)です。(検査料・診断料・装置料・調節料・観察料等、矯正治療にかかった全ての料金の総額です。)
歯を抜かずにがたがたを治しており、保定をきちんと行わなければ後戻りしやすいケースと考えられますので、できるだけ長期の保定をお勧めします。
本症例における治療のリスクや副作用
・かみ合わせが深い場合は、顎関節にも問題を含んでいる場合がありますので、途中で当初予定した治療計画を変更する可能性があります。また、それにより治療が予定より長引く事があります。
・歯の移動により、歯根が吸収して短くなることがあります
・治療後も加齢や歯周病、悪習癖や親知らず等、様々な要因により少しずつ歯並びは変化します。
・歯を抜かずにがたがたを治しており、保定をきちんと行わなければ後戻りしやすいケースと考えられますので、できるだけ長期の保定をお勧めします。
※その他、矯正治療全般におこりうる副作用はこちらをご覧下さい。